こんぺい
師匠
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サイト構造最適化がSEOの観点から見て重要なワケ
Googleのクローラーは内部リンクをたどってサイトを回遊するのですが、サイト構造がぐちゃぐちゃだったり、コンテンツがある階層がトップページから何度もクリックしないとたどり着けない場合、『このコンテンツは価値がないから深い階層にあるワケか』と判断されてindexされないことがあります。
そして、わかりにくいサイト構造や何回もクリックしないと行けない所にコンテンツを設置しても、ユーザーはたどり着く前に離脱してしまいます。もしそのページが『成約ページ』だった場合、成約率の低下につながることは間違いないでしょう。
なので、サイト構造の最適化は『SEOの観点』からと、『ユーザーの利便性を良くするため』に必要なのです。
ディレクトリ構造とは?
サイト構造について調べたり学習したりするとき必ず登場するのが『ディレクトリ構造』という単語です。超簡単なのでこの機会におぼえておいてください。
サイト構造やサイトマップの話でよく出てくるこんな図見たことありませんか?
このマインドマップみたいな1つずつの箱を【ディレクトリ】と言って、『階層』という意味があります。そして、このディレクトリの関係を図であらわしたものを『ディレクトリ構造』と言って、サイト構造と同じ意味があります。
補足でもう1点、ディレクトリには【ルートディレクトリ】と【サブディレクトリ】がありまして、ルートディレクトリというのはディレクトリ構造の最上位のディレクトリのことをあらわす単語です。上の画像だと『home』がルートディレクトリです。
一方、サブディレクトリというのは1階層下のディレクトリをあらわす単語になります。上の画像で『home』のサブディレクトリは、『company』『works』『contact』にあたります。
おすすめのサイト構造設計図
記事数が15~50本までのいわゆる『中規模サイト』におすすめのサイト構造を紹介します。
『固定ページ』と『投稿ページ』の使い分けについても解説するのでこの機会にまるっと覚えちゃってください。
ドッグフードを紹介するサイトを例にあげてお話ししていきます。
このサイトで固定ページで作成するコンテンツは『トップページ』と『お問い合わせ』で、投稿ページで作成するコンテンツは『ドッグフード(カテゴリー)』と『犬用サプリ(カテゴリー)』です。
固定ページと投稿ページの使い分けは、今後そのコンテンツが増える可能性があるのか無いのか、という基準で使い分けます。
『お問い合わせ』や『会社概要』は一度作成すれば以後、増えることがないので固定ページです。
『犬用サプリ』や『ドッグフード』は、新しい商品が発売されたら追加で増える可能性があるので投稿ページです。
そしてトップページでは、商品の成約を狙うのでキーワードを意識して作りこむことが大切です。商品の説明するための個別記事は、キーワードよりユーザー目線を重視して投稿ページで作成してください。
投稿ページで作成した1つ1つの個別記事にSEOがかかると、その個別記事のカテゴリーページのSEOが強化され、最終的にトップページのSEOが強くなる(サイトが強くなる)という仕組みです。
お役立ち記事や集客記事が入っている『コラム』は、トップページのドメインの1階層下にwordpressをインストールして、別サイトとして運営します。
サイトをわける理由は、購買意欲の高いユーザーに見せる成約ページと、潜在顧客のアクセスを流すために見せる集客ページでは、ヘッダーなどのデザインをわけたほうがいいからです。
もう1つの理由は、コラムの記事で細かいロングテールを拾ってアクセスをサイトに流すので、これからも継続的に記事が増え続けていきます。
もし、コラムを同じドメイン(サイト)で運営した場合、成約ページが集客ページやお役立ち記事に埋もれてしまうからです。記事数が増えて大規模サイトになればなるほどその傾向が強くなります。
そして、『コラム』のサイトがSEOで強くなってくると1階層上のメインサイトのSEOも強化されていきます。
1つ下の階層というのは、メインのサイトのドメインが
http://dogfood.com
だとすると、
http://dogfood.com/column
このドメインが1つ下の階層になります。今回は『コラム』なので/のあとをcolumnにしましたが、ここはなんでもOKです。
[the_ad id=”2809″]サイト構造を可視化すると直感的にわかりやすくなる
サイト構造の設計図を作成するときは、まずサイト構造を可視化します。サイトマップを可視化する理由は、そのほうが直感的にわかりやすくなるからです。
サイトマップの作成はGoogleスプレッドシートやエクセルでもできますが、ツールを使って可視化をおこなうならcacooサイトマップ図作成ツールが便利でおすすめです。
可視化されたサイトマップを使ってサイト構造の設計案がまとまったら、サイト構造の詳細な項目をGoogleスプレットシートかエクセルを使って可視化していきます。
整理する項目は、
- 第1階層
- 画面名
- URLルール
- 対象キーワード
- パンくずリスト
- タイトル
- h1(タイトルタグ)
- ディスクリプション
- 関連リンク
- HTML sitemap対象
- XML sitemap対象
などなど、サイト構造や内部リンクに関する設定項目を整理していくわけです。
このシートはサイト構造の設計図として、今後サイト構造を改善するときなどにアップデートして使うので保存しておいてくださいね
既存のサイトを修正するならサイト構造解析ツールを使う
現在運営しているサイト・ブログのサイト構造を修正する場合、サイト構造解析ツールのWebsite Explorerを使って自サイト構造をチェックします。
本来あるべきでない階層にあるコンテンツや、深い階層にあるコンテンツを修正するのと同時に、サイト設計図を作っておくと後々コンテンツを増やしたり、サイト構造を改善する際に役立ちます。
ちなみに、トップページからすべてのコンテンツに2クリック以内で行くことができるのが理想的な構造と言われています。
サイトのジャンルによってコンテンツの多い少ないはあるので、3クリック以内ですべてのコンテンツにたどり着くようなサイト構造ならOKです。
内部リンクの送り方
とくにSEOを強化したいページに内部リンクを送る場合、『aタグのテキストリンク』がおすすめです。
テキストリンクで同じカテゴリー内の個別記事同士をつなぐことでGoogleクローラーがサイトを回遊しやすくなり、SEOが強くかかります。
ただし、内部リンクでつなぐのは必ず関連性がある記事でなければいけません。関連性を無視してつなぎまくると内部リンクの意味がなくなります!
内部SEOの施策を解説した記事もあるので、よければそっちもどうぞ ^^) _旦~~
まとめ:サイト構造設計図の作り方
トップページから3クリック以内ですべてのコンテンツに行けるように設計する
内部リンクはaタグテキストリンクが有効
内部SEOにおいてサイト構造最適化が担う役割は大きいので、この機会に一度自サイトのサイト構造をチェックしてみてくださいね。
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