金タロウ
検索順位には1位より上の「0位」があるって知ってましたか?誰もが見たことある、やたらと目立つ例のアレです↓
これは強調スニペットといって1位のサイトの上に表示されます。しかも、かなり目立つ表示で。
この場所に自分のブログを表示することができたら確実にアクセス爆増しますよね。
ところが困ったことに、Googleは強調スニペットの表示方法を公開していません。
しかし、Google公式サイトや強調スニペットが採用されているページを分析することで、自分のブログを表示されやすくすることはできます。
ということで今回は、強調スニペットに表示される確率をアップさせるコツを紹介したいと思います。
強調スニペットとは?
強調スニペットとは、ユーザーが質問形式の検索をおこなった際に、答えとなるWebサイトを検索結果の最上部に強調して表示させる仕組みのことです。
質問形式の検索とありますが、“強調スニペットとは?” や“SEO対策とは?” のように「とは?」をつけなくても、強調スニペットとして表示されることもあります。
これは、「SEO対策」と検索するユーザーの何割かは “SEO対策ってどういう意味?” という意図で検索しているとGoogleが自動で判断するためです。
強調スニペットを表示する理由は、質問に対する答えを先回りして用意しとくことでユーザーの利便性が向上するからです。Googleはユーザーファーストを徹底してますね。
強調スニペットは、ユーザーの探している情報が見つけやすくなると判断された場合に表示され、実際にリンクをクリックしたときの内容やページに関する説明を見ることができます。モバイルや音声で検索を行うユーザーに特に便利な機能です。 引用元:Google の強調スニペットの仕組み
このように、強調スニペットに自分のWebサイトが採用されると、検索1位のページと同等のアクセス流入が期待できます。
さらに、かなり目立つ場所に表示されることによるブランディング効果もあるので、その分野での権威性アップも期待できます。
強調スニペットの表示パターン
強調スニペットの表示パターンはボクが確認してるだけで4つあります。
- テキストと画像で表示
- 表で表示
- リストで表示
- 動画の表示
おそらく他にも色々なパターンがあると思われます。それでは4つの表示パターンを1つずつ見ていきましょう。
テキストと画像
一番オーソドックスな表示パターンがテキスト&画像です。テキストは「pタグ」の文章から抽出されます。
また、画像はテキストと同じサイトからのこともあれば、別のサイトから抽出されることもあります。
表
引用元:SEO HACK
チケット料金の相場が一覧表で表示されてますね。この一覧表は1位のページ内で使われている表の一部が抽出されています。
ちなみに、なぜ「SEO HACK」さんから画像を引用させてもらったのかと言うと、自力で表示されてる強調スニペットが見つけられなかったからです(泣)
SEO HACKさんマジリスペクトっす!
リスト
引用元:SEO HACK
Apple IDの変更手順がリストで表示されてますね。こちらもページ内のリストタグから一部を抽出したものです。
動画
曲名やアーティスト名で検索すると、YouTube動画が一番上にスニペットで表示されます。
ここまで正確に出てくると “スゲエ~!” を通り越して気持ち悪さを感じるのは僕だけでしょうか?
強調スニペットとナレッジグラフの違い
強調スニペットとよく似たものに “ナレッジグラフ” というのがあります。2つの違いはと言うと、表示する情報の取得する仕組みです。
強調スニペットは、「クエリに対する答えをWebページに書かれている情報の一部を抜粋して表示している」と先程お伝えしました。
いっぽう、ナレッジグラフは「人・場所・組織・作品・物」など、あらゆる情報を格納している「ナレッジグラフ」と呼ばれる格納庫から、クエリに対する答えを引っ張り出して表示しています。
また、表示される位置も違って、ナレッジグラフは画面の右(スマホは検索結果の下)、強調スニペットはPC・スマホどちらも一番上に表示されます。
検索結果に強調スニペットを表示させる方法
Googleは強調スニペットの表示について公開していませんが、表示されてるページに共通点が存在することがわかっています。
なのでここからは強調スニペットに採用されてるページの共通点を紹介します。
上位表示
強調スニペットとして抜粋されるのは、1~10位までのページからのみということが分かっています。つまり、まずはSEOを駆使して上位表示させる必要があるわけです。
ここでは上位表示させるためのSEOは解説しませんが、そっちも知っておきたい人は下の記事を参照ください。
Q&A形式
強調スニペットは質問に対して簡潔な答えを表示するので、記事内でQ&A形式をとるようにします。
簡潔な答えといえばWikipediaが良い例で、Wikipediaの書き方に寄せると強調スニペットに採用されやすくなります。
おすすめのQ&A形式は、一発目のh2タグで「○○とは?」と質問して、h2見出しの本文で答えをWikipediaっぽく書くことです。
このやり方で絶対に採用されるわけではないですが、強調スニペットの記事を見るとh2をQ&A形式にしているサイトが多いです。
HTMLタグでマークアップ
強調スニペットに採用されるコツが、クローラーが記事の内容を理解しやすいようにHTMLタグをマークアップすることです。
見出しをhタグでマークアップしてやることで「ここが見出しか。よし、抜粋抜粋っと。」という感じでクローラーは理解します。
そして、マークアップするのは見出しだけではなく、「表」 や「リスト」も同じです。
表→”table”タグ
リスト→”li・ul・ol”タグ
このように適切にHTMLタグをマークアップしてクローラビティを向上させることが強調スニペットを表示させるコツです。
採用中のスニペットの文章に寄せる
すでに採用中の強調スニペットは、質問に対する答えがもっとも的確でユーザーの利便性向上につながっているとGoogleが判断した、いわば “答え” なわけです。
ということは、その答えに寄せた書き方をすることで、自分のWebページもスニペットに表示される確率がアップします。
めんどうに思うかもしれませんが、意識して書くだけの価値が強調スニペットにはありますよ。
強調スニペットは突然変更されることがある!
Googleアルゴリズムの変化や、表示中のWebサイトの質が低下した場合、いきなり強調スニペットが変更されることがあります。
そして、いきなりの強調スニペットの変更は、新たな高品質ページの登場でも起こります。
つまり、高品質ページの作成に尽力しつづけることで誰にでもチャンスがあるということです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、強調スニペットに自分のブログやサイトを表示させるコツを紹介しました。
強調スニペットは1位の上にかなり目立って表示されるので、アクセスアップは確実です。積極的に狙うようにしましょう。