金タロウ
ブログ記事数が30本ぐらいからアクセス解析をおこなう必要があります。
アクセス解析をおこなわないと、PV数や何人ぐらいの読者がブログに訪問したのか分からないからです。
しかし、アクセス解析ツールはたくさんあるので、どれを使えばいいか分かりませんよね?
そこで今回は必ず使って欲しいアクセス解析ツールを3つご紹介します。
むしろ今回ご紹介する3つだけ使えばOKです。
- アクセス解析ツールとは何か
- 各アクセス解析ツールでわかること
この記事を読んで使っていないアクセス解析ツールがあれば1つでもあれば必ず使うようにしましょう!
ブログのアクセス解析ツールとは?
ブログのアクセス解析ツールというのは、
- 読者がブログに訪問した経由
- 読者のブログ滞在時間
- ブログのPV数
- どんなクエリで読者がブログに流入したか
- 記事で狙っているキーワードの検索順位
など、様々な読者のブログ内の行動を把握することができます。
①~③はGoogleアナリティクス、④はサーチコンソール、⑤はGRCで知ることができます。
ということで、Googleアナリティクス、サーチコンソール、GRCの導入方法を初心者の方でも分かりやすいよう、1つずつ詳しく解説していきます!
①ブログのアクセス解析ツール「GoogleAnalytics(アナリティクス)」
ブログのアクセス解析ツールでまず挙がるのが、Googleアナリティクスです。
GoogleアナリティクスはGoogleが無料で提供しているアクセス解析ツールで、日本の上場企業の75%が導入していると言われているスーパー定番ツールです。
また、個人ブロガーでもGoogleアナリティクを使ってない方はいないと思います。
そんなGoogleアナリティクスで分析できることが下記11項目。
- 一日のサイト訪問者数
- PV数
- 訪問者がどこから来たのか
- CV(コンバージョン)率
- ブログ滞在時間
- 直帰率
- 1セッションあたりのページビュー数
- 平均セッション時間
- どのページで読者が離脱したのか
- 訪問者の特性(年齢、性別、地域)
- デバイスの種類
とくに重要なのが①~⑨です。
Googleアナリティクは分析できる項目がかなり多いので、初心者の方はどの項目をチェックすればいいか難しいため、①~⑨をなんとなくでいいから見る癖を付けるのがおすすめです。
それではGoogleアナリティクを導入する手順を一から解説していきます。
Googleアナリティクの導入手順
Googleアナリティクを利用するにはGoogleアカウントが必要になるので、事前にアカウントは作っておいてください。
設置の流れとしましては、『アナリティクスに登録』→『ブログにコードを設置』こんな感じです。
まずはアナリティクスの登録方法から見ていきましょう!
1)登録方法
アカウントを作成したら下記ページからログインします。
次に下記の「Googleアナリティクにようこそ」というページに飛ぶので、「無料で測定」をクリック。
アカウント名にブログ名を入力。
そしてこのページ最下部にある「次へ」をクリック。
個人ブログなので「ウェブ」を選択して「次へ」をクリック。
画像出典:https://www.xserver.ne.jp/blog/google-analytics-setting/
①にブログ名を入力します。
②にブログのURLを入力します。(SSL化している場合はhttps://を選択するように!)
③ブログがどのジャンルに近いのか選択。
④日本を選択
画像出典:https://www.xserver.ne.jp/blog/google-analytics-setting/
最後に「同意する」をクリックしてGoogleアナリティクの登録は完了です。
画像出典:https://www.xserver.ne.jp/blog/google-analytics-setting/
これでアナリティクスの登録は完了です。
次はトラッキングコードをコピーしてブログに設置することで、ブログとGoogleアナリティクが連携されます。
それでは早速トラッキングコードの埋め込み手順を解説します。
2)トラッキングコード埋め込み
まずGoogleアナリティク管理画面の左下にある「管理」をクリック。
すると下記画面が表示されるので「トラッキングコード」をクリック。
下記の赤枠内のコードをコピーします。
コピーしたら、WordPressの「外観」→「テーマエディター」から「テーマヘッダー」を選択。
そして</head>タグ直前に先ほどコピーしたコードを張り付ける。
最後に「ファイルを更新」をクリックすると、Googleアナリティクがブログのアクセス解析を始めます。
プラグインを使ってコードを挿入することもできますが、プラグインのインストール数が多いとブログ表示速度が遅くなったり、プラグイン同士相性が悪いものもあるので、できるだけ上記手順でコード埋め込みをおこないましょう!
また、Googleアナリティクの使い方を解説している記事もあるので、あわせて読んでみてください。
②ブログのアクセス解析ツール「Search Console(サーチコンソール)」
こちらもGoogleが無料で提供するツールで、Googleアナリティク同様にブログ運営者なら使っていない方はいないぐらい、超有能ツールです。
なぜサーチコンソールが超有能ツールなのかですが、読者がブログに流入した際のクエリはサーチコンソール以外で知ることができないからです。
どんなクエリで流入しているのかが分かれば、流入記事とクエリのズレをリライトすることで、記事の順位を上げることができます。
他にサーチコンソールで分析できることがこちら。
- 検索エンジンからの表示回数
- 検索エンジンからのクリック回数
- 内部リンクがどの記事からどの記事に貼られているか
- 被リンクをもらっている記事
上記はすべてSEOにおいて超重要なので、Googleアナリティク以上に必須のアクセス解析ツールかもしれません。
それではサーチコンソールの導入方法を解説していきます!
サーチコンソール導入方法
サーチコンソールを利用するにはアナリティクス同様にGoogleアカウントが必要なので、事前に登録を済ませておいてください。
Googleアカウントでログイン後、右上の赤いボタン「プロパティ追加」をクリック
サイトのURLを入力し「追加」をクリック後、「別の方法」を選択し、「HTMLタグ」にチェックを入れる
コードをコピーして、WordPressダッシュボードの「外観」→「テーマエディター」→「テーマヘッダー」のheadタグ内に張り付ける。
アップロードが完了したら「確認」をクリックして「所有権が認証されました」と表示されれば登録完了です。
またこの他にも導入手順があって、先にGoogleアナリティクとブログを連携している場合、Googleアナリティクから「所有権の認証」をすることもできます。
こちらのやり方の方が簡単です、実は。笑
また、サーチコンソールの使い方を解説している記事があるのであわせて読んでみて下さい。
③ブログのアクセス解析ツール「GRC」
GRCは今回紹介した中で唯一の有料ツールになります。とはいえ、年間4,680円と格安なので必ず導入しておきたいツールです。
GRCでどんなことが出来るのかと言うと、記事(記事で狙っているキーワード)の検索順位を把握することができます。
検索順位を把握する必要がある一番大きな理由は、記事のゴールを決められるからです。
例えば収益記事(商品を売るための記事)の検索順位が30位だとします。
当然、収益記事なので30位からもっと順位を上げるためにリライトしますよね?
でも順位がわからないとリライトどころか、最悪30位から順位が下がって行ってもその事に気づくことすらできません。
他にも検索順位を把握しないといけない理由として、
- 記事単位の順位を上げることがブログの順位を上げることにつながる
- Googleのコアアップデートでブログ順位が変動したときにすぐに対応できる
などがあります。
そしてGRCの優れた点は、指定したキーワードの検索順位の変動を1年間ずっと記録してくれるところです。
しかも、グラフ化して表示してくれるので上がり下がりが一目でわかり、「Yahoo!検索順位」、「Google検索順位」、「Bing検索順位」を測定してくれます。
毎日PCを起動するだけで、登録した全ての記事のキーワード順位データを更新します。
順位が上がると赤い矢印、下がると青い矢印で表示されます。
GRCもブログ運営者なら誰しもが利用しているツールなので、有料ですがとにかく安いのでとりあず契約することをおすすめします。
また、GRCの使い方を詳しく解説している記事があるので、あわせて読んでみてください。
まとめ
今回はブログのアクセス解析ツールを3つご紹介しました。
どのツールもブログでお金を稼ぐなら必須のツールですので、もし使っていないツールが1つでもあるのでしたら必ず全て使うようにしましょう!
逆に言えば今回ご紹介したアクセス解析ツール以外は使わなくても良いかなと、思います。
初めのうちはどのツールを見てもいまいち意味がわからないと思いますが、それでも一日一回は見るように癖づけると段々と意味がわかってくるので、まずは毎日見る癖をつけてくださいね!
また、完全初心者がブログで稼げるようになるまでの「ブログ完全マップ」を用意したので、そちらも是非読んでみてください!